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2023.12.18お知らせ

アルミ遮熱シートとは?特徴や活用例を紹介

アルミ遮熱シートは優れた反射性能があり、住宅やオフィス、工場、作業場など多岐にわたる場所で活用されています。熱の伝達を大幅に抑えることができるため、建物内部の温度管理に有効なのです。

この記事では、そもそもアルミ遮熱シートとは何かといった基礎的な情報をはじめ、特徴や特性を掘り下げてご紹介します。

また、屋根や壁、床下など、様々な場所での具体的な活用例も紹介し、どのようにアルミ遮熱シートがそれぞれの環境で熱管理に貢献しているのかも詳しく説明しています。

アルミ遮熱シートに興味がある方や施工を検討している方はぜひ最後までご覧ください。


アルミ遮熱シートとは?


アルミ遮熱シートとはアルミニウムを主材とし、太陽光や他の熱源から発せられる熱エネルギーを反射させることを目的に設計されたシートのことを指します。

対象物をシートで覆うことによって、熱の伝達を効果的に抑えることができます。太陽光からの熱が反射するため、建物の屋根や壁、窓などに施工することで、特に夏場の冷房負荷を減らすのに役立ちます。

また素材の特性上、取り扱いやすいという利点もあり、幅広い用途や場所で利用されています。


「遮熱」と「断熱」の違い

遮熱シートに似た製品として断熱シートがありますが、「遮熱」と「断熱」にはどのような違いがあるのでしょうか。

遮熱とは、読んで字のごとく「熱を遮る」という意味になります。そのため、遮熱シートは主に太陽光などによる外部からの熱を反射し、対象物への熱の伝達を減少させることができます。

一方で断熱とは「熱を断つ」という熱の流れを断つことを意味しています。断熱シートは熱の伝達を遅らせる構造になっているため、対象物内の熱が外に逃げるのを遅らせたり、外部からの熱が対象物内に入るのを遅らせたりすることができるのです。


アルミ遮熱シートの特徴

アルミ遮熱シートの主な特徴を以下の5つに分けて解説します。

・反射率

・耐久性

・安全性

・柔軟性

・低価格


反射率

アルミ遮熱シートの最も顕著な特徴は、その高い反射率です。太陽光やその他の熱源からの熱エネルギーを効率的に反射することができます。この高い反射率により、熱が対象物に伝わって温度が上昇するのを防ぎます。

特に夏場においては、太陽からの強い熱放射を反射して建物内部の温度上昇を抑制する効果が顕著に現れます。これにより建物内の冷却負荷を軽減し、エアコンなどの冷房設備の効率を高めることができます。


耐久性

耐久性の高さもアルミ遮熱シートの特徴として挙げられます。長期間にわたってその効果を発揮し続けることに加えて、過酷な気象条件や外部環境に晒されても問題ない耐久性の高さがあるのです。

アルミ遮熱シートは強い日差しや、雨、風、さらには温度変化にも耐えることができます。この耐久性により、基本的にシートの頻繁な交換や修理の必要はなく、長期間にわたって安定した熱反射性能を維持します。


安全性

アルミ遮熱シートは、その安全性の高さも特徴としてあります。物質としての安全性に加えて、不燃性の特性も持ち合わせています。アルミニウムは火災の際に燃え上がるリスクが低いため、安全面での懸念が軽減されます。

この不燃性は、特に火災の危険が懸念される場所や、高い安全基準が求められる環境での使用に適しています。

また有害な化学物質を含まず、人間や環境への影響が少ないため、屋内外を問わず安心して使用することができます。


柔軟性

柔軟性の高さも特徴的な部分になります。アルミ遮熱シートは柔らかく、必要に応じて簡単に切断や加工が可能であり、様々な場所や形状に合わせて施工することができます。

この柔軟性によって曲面や角度のある場所、狭いスペースや複雑な構造にも適応しやすく、建物の屋根や壁、配管など、多岐にわたる場所に容易に取り付けることが可能です。


低価格

比較的低価格であることもアルミ遮熱シートの特徴としてあります。高い遮熱性能がありながらも、他の遮熱工法より施工コストが低いため、コストパフォーマンスに優れています。

またランニングコストもかからず、一度施工すれば長期にわたってその効果を維持しますので、経済的な側面は魅力的です。

効果的な熱管理を求めつつも、コストを抑えたい場合にアルミ遮熱シートは理想的な選択肢になるでしょう。


アルミ遮熱シートの活用例

最後にアルミ遮熱シートは具体的にどのように利用できるのか、その活用方法についてみていきます。

主な活用方法としては「屋根・屋根裏」「壁・窓」「床下」などが挙げられます。住宅をはじめ、オフィスや工場、作業場など多岐にわたる場所で活用されています。

屋根・屋根裏

屋根は直接日光にさらされるため、特に夏場には熱が集まりやすい場所です。アルミ遮熱シートを屋根に施工することで、太陽の熱放射を効果的に反射し、屋根材自体の温度上昇を抑制することができます。

これにより、建物内部への熱の侵入を大幅に減少させ、冷房負荷を軽減することが可能になります。耐候性にも優れているため、屋根材を日光や雨などの自然の影響から守り、その耐久性を高める効果もあります。

住宅をはじめ、温度変化の大きい工場や倉庫などの屋根や屋根裏に施工することで、建物内の環境を改善することができるでしょう。

壁・窓

外壁や窓からの熱を効果的に遮断することで、特に夏場の室内の温度上昇を抑制します。外壁や窓にアルミ遮熱シートを施工することによって、建物内部への熱の侵入を減らすため、温度上昇が軽減されます。

結果として、冷房設備への負荷が減少し、エネルギー消費の削減に繋がります。夏場において、住宅や作業場の快適性を保つ上で大きな利点となります。

冬場においては、室内の暖かい空気が外部に逃げるのを防ぐ効果もあります。アルミ遮熱シートによって断熱層が形成されることで、室内温度の低下が抑制され、暖房設備の効率も高まります。

床下

床下にアルミ遮熱シートを施工することで、断熱性を高めることができます。床下は外気温の影響を受けやすい部分であり、特に冬場は冷気が床下から侵入し、室内の温度を下げる原因になります。

アルミ遮熱シートを床下に施工することで、外からの冷気の侵入を防ぎ、床下の温度低下を抑制します。

またストーブなどの輻射熱が床を通じて建物の外部に逃げるのも防ぐことができます。室内に暖かさを閉じ込め、熱の損失を減少させることができるので、暖房設備の効率が上がります。

アルミ遮熱シートを活用してみては

この記事では、「アルミ遮熱シート」とは何か、その特徴や様々な活用例について詳しく紹介しました。アルミ遮熱シートは、アルミニウムを主材とした軽量で柔軟性の高いシートであり、高い熱反射率により熱放射を効果的に遮断します。

夏場の屋根・屋根裏での熱遮断、冬場の断熱効果を高める床下や壁への施工など、建物の様々な箇所で利用することができます。

また、アルミ遮熱シートの利点として、高い安全性、不燃性、環境に優しい性質、施工の容易さ、そして低価格などが挙げられます。これにより、居住環境や作業場の快適性を向上させることができます。

株式会社VictoryONEでは、住宅やオフィス、工場、倉庫などの様々な場所への遮熱シートの施工依頼を承っており、豊富な経験と実績がございます。

お客様のご要望に合わせて希望される施工場所に最適な方法を選択し、高品質なサービスを提供いたします。

遮熱シートの施工に興味がある方や、施工をご検討中の方はぜひ、VictoryONEまでお気軽にご相談ください。

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